令和6年度「中国・樺太帰国者を知る集い」を開催しました
令和7年3月1日(土)に、かでる2.7大会議室において、「中国・樺太帰国者を知る集い」を開催し、83名の方にご参加いただきました。
第1部は、中国残留孤児との結婚のために来日した齊藤英芳(さいとうえいほう)さんによるスピーチが行われました。
来日後、日本語を十分に理解できないうちから働いて家計を助け、夫の齊藤和雄(さいとうかずお)さんが、病気により介護が必要な状態となってからは、16年もの間、ご自宅で介護された際のご苦労をお話いただきました。
第2部は、「戦後世代の語り部」による講話として語り部の吉岡孝行(よしおかたかゆき)様より、中国残留孤児の池田澄江(いけだすみえ)さんの人生をお話いただきました
参加者がスピーチと講話を熱心に聞いている様子も見られ、事後アンケートでは、「普段聞くことができない貴重な話を聞くことができた」「この集いは続けていく意義があると思う」との意見をいただきました。
北海道中国帰国者支援・交流センターでは毎年、「中国・樺太帰国者を知る集い」を開催しており、来年度も開催を予定しております。詳細が決まり次第、ホームページ等にてお知らせいたします。
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会場の様子 |
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第1部でスピーチを行った齊藤英芳さん |
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